Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南タリクが去就不透明に!「Jリーグクラブからの関心が…」

ホッフェンハイム在籍時のタリク・エルユヌシ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレに所属するノルウェー代表MFタリク・エルユヌシ(33)は、今季終了後に退団する可能性に言及した。25日、ノルウェーメディア『TV2』が伝えている。

 タリクはノルウェー国内の強豪ローゼンボリBKやホッフェンハイム、オリンピアコス、AIKソルナでのプレーをへて、昨年1月にAIKソルナから湘南ベルマーレへ完全移籍により加入。昨季はリーグ戦20試合でピッチに立っていたが、昨年11月中旬から長期離脱。今年5月2日開催のJ1リーグ第12節・北海道コンサドーレ札幌で復帰したものの、左大腿直筋の肉離れにより5月下旬からおよそ1カ月間にわたり戦列を離れていた。ただ、7月以降は先発での出場機会を徐々に増やしており、J1残留をかけた大一番である第36節・ベガルタ仙台戦では先発出場して勝利に貢献している。

 そんなタリクは母国メディアのインタビューにおいて、シーズン終了後にノルウェーにいる家族とともに休暇を過ごすことを明かした上で「とても楽しみだね。家族と会うのは本当に久々だし、子供も生まれている。僕が家に戻った時に生後6か月だよ」と語るなど、子供との初対面を心待ちにしている。

 そして、今季終了後の去就について問われると「日本でとてもうまくやれているよ。Jリーグクラブからの関心があるけど、まだ何も具体的なことはないね。日本でプレーを続けるのか、どこか他の国に行くのか、それともノルウェーに戻るのか。どのようになるのかを様子を見るよ。僕はあらゆる可能性にオープンだ」とコメント。Jリーグ他クラブからの関心を明かした。

 なお、湘南ベルマーレは今月27日にJ1残留争いのライバルである徳島ヴォルティスとの直接対決に臨むほか、来月4日のJ1リーグ最終節ではガンバ大阪と対戦する。昨年に来日して以降、コロナ禍で家族と会えない時間が長い中、タリクはどのような決断を下すのだろうか。