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「契約延長しない可能性が…」鎌田大地の今冬退団を独紙予想!ミランが移籍先候補に

鎌田大地 写真提供: Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地(25)はアイントラハト・フランクフルト退団の可能性が取りざたされている。その中、イタリアメディア『カルチョメルカート』のみならず、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ノイエ・プレス』も1日、同選手が移籍に向かっていると主張した。

 鎌田大地は今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。今季は本来のパフォーマンスを発揮できずにいると、先月25日開催のブンデスリーガ第6節・ケルン戦から4試合つづけてベンチスタートに。ただ、先月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節・オリンピアコス戦では先発出場すると、今季初ゴールをマークしていた。

 鎌田大地はフランクフルトとの契約を2023年6月まで残している。その中、同選手の去就を巡っては、攻撃的MFの獲得を目指すミランへの移籍が再び噂されているほか、市場価値は2500万ユーロ(約33億円)にのぼるものとみられる。

 その中、『フランクフルター・ノイエ・プレス』は「ミランがいつカマダの獲得に踏み切るか明確ではない。ただ、ある状況下では、この冬にもサインを交わすことを望んでいるかもしれない。契約延長しない可能性が非常に高い」と鎌田大地が今季途中で所属クラブを変える可能性に触れている。

 くわえて、同選手がオリバー・グラスナー新監督のもとで昨季ほど重宝されていないことを、フランクフルト退団に向かっている要因に挙げている。

 なお、ミランはスペイン代表MFブラヒム・ディアス(22)が先月15日から新型コロナウイルス陽性反応によりしばらく自主隔離を余儀なくされていた。その間に中盤の攻撃的ポジションにおけるクオリティの低下が顕著であったことから、補強に乗り出す可能性が伝えられている。