セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、29日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第12節・リビングストン戦で後半途中から出場した。その中、現役時代にセルティックでプレーしていたパット・ボナー氏は、古橋亨梧をベンチスタートとしたアンジェ・ポステコグルー監督の決断を批判している。1日、セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』が報じた。
ポステコグルー監督はリビングストン戦でも3トップシステムを採用したものの、3トップの中央には古橋亨梧ではなくギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)を先発起用。古橋亨梧は58分からピッチに立っている。
また、セルティックは0-0で迎えた後半アディショナルタイムの90+1分、ボールとは関係ないところで古橋亨梧がDFアヨ・オビレイ(27)に頭を叩かれたことによりPKを獲得。勝ち点3を獲得する絶好のチャンスが訪れたものの、ギアクマキスがこのPKを決められず、結局試合は0-0で終了している。
格下相手に勝利できなかったセルティックに対しては、周囲から多くの批判の声が寄せられている。その中、1978シーズンから18年にわたりセルティック一筋の現役時代を過ごしたボナー氏は、イギリスの公共放送『BBC』の番組に出演。
セルティックが勝利できなかった要因を問われると「(ポステコグルーは)ギアクマキスを前線で起用してキョウゴをベンチに置いた。もちろん木曜日の試合を念頭に置いていることを私は理解している。だが、何が優先なのか。リーグ戦なのか、それともヨーロッパリーグなのか。リーグ戦でタイトルを目指すならば、キョウゴを起用すべきだった私は思う」
「(先週の)水曜日のハイバーニアン戦でキョウゴはセンセーショナルだった。ギアクマキスにはないような動きをしていた。リビングストン戦では彼の動きが欠けていた。ポゼッションは85%で枠内シュートは2本、そのうち1本はPK。信じられないことだし、何かが間違っていた」とコメント。古橋亨梧が先発出場しなかったことによる影響が大きかったという見解を示すとともに、ポステコグルー監督の起用法を批判した。
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