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横浜FM前田大然、セルティック移籍の噂に反応!幼少期の逸話も「短距離走の選手に…」

前田大然 写真提供: Gettyimages

 日本代表FW古橋亨梧(26)を擁するセルティックは、来年1月に明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからU24日本代表FW前田大然(24)を獲得すると噂されている。その中、前田大然本人が海外移籍の可能性について言及した。25日、英紙『サン』が伝えている。

 前田大然は松本山雅でプロキャリアをスタートさせ、2019年夏にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCSマリティモへレンタル移籍。海外でのプレーをへて昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで27試合に先発出場し、18ゴールをマーク。J1リーグの得点ランキングでトップに立つなど、チームの上位躍進に大きく貢献している。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場。グループステージ最終節・フランス戦ではゴールを決めている。

 そんな前田大然の去就を巡っては、先週になってスコットランドの複数メディアがセルティック移籍に近づいていると報道。また、今年6月まで横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督も「肯定も否定もしない。Jリーグは私がよく知っているリーグであることは間違いない。それはアドバンテージだ。ダイゼンを横浜F・マリノスに連れてきたのは私だから彼のことをよく知っている」と教え子と再会する可能性に言及していた。

 その中、前田大然本人はメディアインタビューで「その噂は知っていますけど、僕の仕事はマリノスでのプレーに集中することですし、マリノスのためにゴールを決めることですね。噂についてあまりにも気にしすぎないようにしています」

 「どの試合でもゴールを決められると思っていますし、今はそのことだけを考えています。ワールドカップ予選の日本代表入りも目指していますね。もちろん、ゴールを決め続ければ、良いことが起こるはずですよ」とセルティック移籍の噂に言及している。

 また、同選手はスピードを大きな武器としていることや、スプリント回数が突出していることについて「自分のスピードについて言われるのは嬉しいですね。ここ(セルティック)のファンに指摘されるまで、どんな記録も意識していませんでした」

 「子供の頃からスピードという武器がありましたね。実は、競走で負けた記憶がないんです。スピードは父から受け継いだものだと思っています。短距離走の選手になりたいと思っていた時期もありましたよ」

 「子供の頃は大阪で過ごしていましたが、裸足で走り回ったり、靴を履かずに登山していましたね。それがスピードを身に付けるきっかけになったのかなと思っています」と幼少期のエピソードを交えてスピードという大きな武器を手に入れるまでの過程を明かした。