シント=トロイデンVV(STVV)に所属するFW鈴木優磨(25)は負傷離脱中であるが、復帰時期の早まる可能性があるようだ。23日、ベルギーメディア『VOETBAL』が伝えている。
鈴木優磨はベルギー国内の強豪アンデルレヒト、クラブ・ブルージュ、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェなど複数クラブからのオファーを拒否してSTVVに残留。先月の代表ウィーク期間中における練習試合でプレーすると、先月13日開催の第7節・ベールスホットVA戦で今季初出場。以降は今月の代表ウィーク前までのリーグ戦全3試合でフル出場すると、今月7日に行われた3.リーガ(ドイツ3部)に所属するMSVデュースブルクとの練習試合でもヘディングシュートでゴールを決めるなど、好調ぶりをアピールしていた。
同選手は今月12日のトレーニング中に負傷。左ハムストリングの肉離れと診断されており、復帰までは4~6週間を要する見込みとなっていた。
しかし、STVVを率いるベルント・ホラーバッハ監督は、24日開催のジュピラー・プロ・リーグ第12節・OHルーヴェン戦の前日記者会見で鈴木優磨のコンディションを問われると「彼は当初の予想よりも早く戻ってくるかもしれない」とコメント。負傷箇所の回復が順調であることを明かしている。
なお、STVVは前節で国内屈指の強豪アンデルレヒト相手に善戦して2-2のドローに持ち込むなど、直近5試合で2勝2分1敗とチーム全体の調子が上向いている。それだけにホラーバッハ監督が信頼を寄せる鈴木優磨がどのタイミングで復帰するのか気になるところだ。
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