シント＝トロイデンVV（STVV）に所属するFW鈴木優磨（25）は、17日開催予定のジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）第11節・アンデルレヒト戦を欠場する可能性があるようだ。14日、ベルギーメディア『WALFOOT』が伝えている。
鈴木優磨はベルギー国内の強豪アンデルレヒト、クラブ・ブルージュ、スュペル・リグ（トルコ1部）の強豪フェネルバフチェなど複数クラブからのオファーを拒否してSTVVに残留。自身の去就が明確になるまで公式戦でのプレーを拒否したことについてベルント・ホラーバッハ監督やチームメイトに謝罪すると、先月の練習試合で復帰している。そして先月13日開催の第7節・ベールスホットVA戦で今季初出場を果たすと、今月の代表ウィーク前までの3試合ではいずれもフル出場していた。
同選手は今月7日に行われた3.リーガ（ドイツ3部）に所属するMSVデュースブルクとの練習試合でもヘディングシュートでゴールを決めるなど、好調ぶりをアピールしていた。しかし、『WALFOOT』の報道によると、ハムストリングに問題を抱え、14日の全体トレーニングを欠席したことから、アンデルレヒト戦での出場が難しいものとみられる。
また、中盤の主力であるMFスティーブ・デ・リッダー（34）も14日のトレーニングで一部メニューしかこなしていなかったことから、アンデルレヒト戦での出場が微妙となっているようだ。
なお、STVVは直近5試合において鈴木優磨とU24日本代表FW林大地（24）による2トップシステムを組むことが多かったが、今月3日のオーステンデ戦では林大地にかわりFW原大智（22）が先発メンバーに名を連ねていた。国内屈指の強豪相手の一戦で鈴木優磨が欠場するとなると、原大智にアピールの場が巡って来ることになりそうだ。
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