元日本代表MF香川真司(32)は、今冬にもギリシャの強豪PAOKテッサロニキを退団する可能性が伝えられている。その中、ギリシャ紙『metrosport』は4日、同選手の移籍先候補について報じた。
香川真司は今夏メジャーリーグサッカー(MLS)への移籍が噂される中、PAOKに残留すると、今年8月に行われたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)の予選3試合に出場。しかし、先月12日に行われたギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)開幕節・PASヤニナ戦で先発出場した際、60分に迎えた決定機でシュートを外すと、直後の61分に途中交代。PAOKは格下相手に0-1と敗れ、試合後には現地メディアが香川真司のパフォーマンスに厳しい評価を下していた。
その後、香川真司は引き続き全体トレーニングに参加しているものの、ここまで全試合でメンバー外に。また、ギリシャメディア『On Sports』は、選手サイドとPAOKの契約は来年6月まで残っているものの、クラブは今冬にも香川真司の後釜確保に向かうと伝えていた。
その中、『metrosport』は同選手の去就について、現時点でヨーロッパ圏内で興味を示しているクラブが存在しないと主張。欧州でのプレー続行が難しいという見解を示すとともに、新天地の候補としてMLSやJリーグなどをあげている。
今冬まで飼い殺し状態が続くことが予想される香川真司だが、この先自身の去就に関して変化が生まれることはあるのだろか。
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