
東京五輪男子サッカー競技に出場したU24日本代表MF三笘薫(24)を擁するユニオン・サン=ジロワーズは、26日にU24日本代表MF三好康児(24)所属のロイヤル・アントワープと対戦する。その中、新戦力である三笘薫の起用法やパフォーマンスに現地でも注目が集まっているようだ。24日、ベルギーメディア『La Capitale』が伝えている。
三笘薫は明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレで活躍すると、東京五輪男子サッカー競技の全日程終了後にプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの完全移籍が正式決定。ただ、イギリスで労働許可証が発行されないという事情もあり、ユニオン・サン=ジロワーズへ1年レンタルにより加入している。
同選手は、今月12日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第7節・KRCヘンク戦で82分から出場。新天地でのデビューを果たすと、18日開催の第8節・ズルテ・ワレヘム戦でも72分から途中出場し、終盤に自陣からのドリブルで決定機を演出するなど、能力の片りんを見せつけている。さらに22日に行われたベルギー国内カップ戦・5回戦のレブベーケ戦で移籍後初ゴールをマークしている。
そんな三笘薫について、『La Capitale』は「しばらくの間、ミトマは魅力的な存在だった。彼は(自身のプレーを通じて)すでに素晴らしい選手であることをほのめかしている。ただ、我々はまだ彼の持つ本当の能力を知らない。なので、彼はアントワープ戦(での出場を)待ち望んでいるはずだ」と評している。
ただ、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第9節・アントワープ戦で先発出場する可能性については「キックオフ直前まで見極める必要がある」という見解を披露。移籍後初めて先発メンバーに名を連ねるかどうか不透明であるようだ。
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