VfBシュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航(28)は、ペルグリノ・マタラッツォ監督やチームメイトから信頼を寄せられる中、今季からキャプテンを務めている。その中、MFアタカン・カラソル(24)は遠藤航から多くの刺激を受けて自身の成長につなげているようだ。23日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
遠藤航は昨季ブンデスリーガで33試合に先発出場。中盤センターでの安定したプレーを見せると、今季はキャプテンとしてここまでリーグ戦全5試合でフル出場している。一方、2019年夏にVfBシュツットガルトへ加入したカラソルは、昨季はリーグ戦でわずか10試合の先発出場にとどまっていた。ただ今季は開幕直後に筋肉に問題を抱えて離脱したものの、今月12日に行われたブンデスリーガ第4節・アイントラハト・フランクフルト戦と19日開催の第5節・バイヤー・レバークーゼン戦では遠藤航とともに中盤センターのポジションで先発出場している。
そんなカラソルは、遠藤航に対する印象を問われると「ワタと一緒にプレーするのは、僕にとって大きいことだね!僕自身「6」番のポジションでプレーすることに慣れていたけど、(昨季は)僕のレギュラーポジションを彼が奪ったのさ。ワタのプレーを見ると、自分自身が成長するためにも彼から多くのことを学びたいと思うね」とコメントを残している。
なお、VfBシュツットガルトは25日に日本代表FW浅野拓磨(26)を擁するVfLボーフムとの対戦を控えている。東京五輪男子サッカー競技やFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選出場による疲労蓄積が懸念される中、遠藤航は再びカラソルとともに中盤センターで先発出場するかもしれない。
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