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インテル、主力MFへ契約延長オファー用意も…本人は高額年俸要求

マルセロ・ブロゾビッチ 写真提供: Gettyimages

 インテルはクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチ(28)に対して、契約延長のオファーを用意しているようだ。29日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 ブロゾビッチは2015年1月にクロアチア国内の強豪ディナモ・ザグレブからインテルへ加入。昨季はセリエAで29試合、UEFAチャンピオンズリーグで4試合に先発出場し、主力としてセリエA優勝に大きく貢献した。シーズン終了後には、クロアチア代表の一員としてEURO2020(欧州選手権)に出場。そしてセリエA2021/22シーズン開幕節・ジェノア戦につづき、28日に行われた第2節・エラス・ベローナ戦でも先発出場している。

 インテルはブロゾビッチと年俸350万ユーロ(約4億6000万円)による契約を来年6月まで残しているが、同選手のパフォーマンスを高く評価していることもあり、選手サイドと契約延長にむけた交渉にむけて準備を進めている模様。同選手に対して、年俸450万ユーロ(約5億8000万円)による2024年6月までの新契約を用意しているという。

 ただ、インテルは昨季終了後にミランを退団したトルコ代表MFハカン・チャルハノール(27)と年俸500万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナスによる3年契約を結んでいる。これに対して、ブロゾビッチはチャルハノールよりも高額の年俸を受け取ることを望んでいることから、600万ユーロ(約7億9000万円)への引き上げを求める可能性があるようだ。

 なお、インテルはブロゾビッチと同じく来年6月に契約満了を迎えるクロアチア代表FWイバン・ペリシッチ(32)とも契約延長を目指していると伝えられている。