日本代表MF鎌田大地やMF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ミランのノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲの獲得を狙っている。しかし、ミランに対する最初のオファーは却下されたようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ハウゲは昨夏にエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトからミランへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはセリエAで18試合、UEFAヨーロッパリーグで8試合に出場。しかし、同選手は4月3日に行われたセリエA第29節・サンプドリア戦を最後にピッチに立っていなかった。また、UEFAヨーロッパリーグでは決勝トーナメントにおける登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれている。
ミランは現在21歳であるハウゲとの契約を2025年6月まで残しているが、今夏のマーケット期間に完全移籍での放出を望んでいる模様。また、RBライプツィヒにポルトガル代表FWアンドレ・シウバを放出したフランクフルトがハウゲに対する関心を強めており、今月に入ってミランとのクラブ間交渉を進めていた。
その中、フランクフルトは移籍金800万ユーロ(約10億4000万円)によるオファーを提示。しかし、ミランは少なくとも1200万ユーロ(約15億6000万円)を求めているため、これを却下したとのことだ。
なお、フランクフルトは2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、監督や一部のクラブ首脳陣の交代を発表。また、鎌田大地をはじめ複数選手を放出するものとみられる。また、イタリアメディアの報道によると、ミランは鎌田大地の獲得を狙うにあたり、ハウゲを交渉材料に盛り込むことで移籍金2500万ユーロ(約33億円)からの減額を図る可能性があるとのことだ。
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