ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、今夏退団の可能性が噂されているが、依然として去就は不透明であるかもしれない。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在20歳のハーランドは、ドルトムントとの契約を2024年6月まで残している。しかし、今年4月に同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏がレアル・マドリードやバルセロナの首脳陣と会談したと伝えられていたほか、ライオラ氏がドイツ国内のメディアインタビューで今夏退団の可能性があることを認めるコメントを残していた。
ドルトムント首脳陣は再三にわたり同選手の今夏放出には応じない姿勢を見せている。ただ、ハーランド本人は今月4日から始まったプレシーズントレーニングに姿を現していない模様。ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は報道陣の取材に対して「彼はすでにイングランドにいる」と笑みを浮かべながら一言コメントを残したようだ。
なお、ハーランドは昨年1月にレッドブル・ザルツブルクからドルトムントへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはブンデスリーガで27試合に先発出場して27ゴール8アシスト、UEFAチャンピオンズリーグでは8試合に先発出場して10ゴール2アシストをあげるなど、負傷離脱がありながらも本来のパフォーマンスを発揮していた。
コメントランキング