インテルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは契約延長を望んでいるが、クラブからの減俸提示を受け入れるようだ。2日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在32歳のサンチェスは、2019年夏にマンチェスター・ユナイテッドからインテルへレンタルにより加入。昨夏にマンチェスター・ユナイテッドとの契約満了により、インテルへ完全移籍により加わると、2020/21シーズンはセリエAで12試合の先発出場にとどまったが、7ゴール7アシストをあげるなどスーパーサブとしての役割を果たし、2010/11シーズン以来となるスクデット獲得に貢献していた。
同選手はインテルとの現行契約が2023年6月までとなっており、現在年俸700万ユーロ(約9億2000万円)を受け取っている。その中、サンチェス本人は1年間の契約延長に前向きな姿勢を見せているほか、500万ユーロ(約6億5000万円)以下への減俸も受け入れる模様。また、クラブ首脳陣は選手サイドと良好な関係にあるため、今夏での売却を考慮していないようだ。
なお、インテルは財政面での改善を図るため、今夏のマーケットでモロッコ代表DFアクラフ・ハキミをはじめ複数選手の放出に動いている。一方で、ミランでプレーしていたトルコ代表MFハカン・チャルハノールと年俸500万ユーロ+ボーナスによる3年契約を締結。これにより、中盤の主力であるクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチが契約延長交渉で年俸600万ユーロ(約7億9000万円)への引き上げを求めるものとみられる。
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