バルセロナのスペイン代表DFセルジ・ロベルトは今夏退団の可能性がささやかれていたが、一転して残留に向かっているようだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在29歳のセルジ・ロベルトは、今季度重なる負傷離脱に見舞われたことにより公式戦12試合の先発出場にとどまっていた。また、ロナルド・クーマン監督は右サイドバックでアメリカ代表DFセルジーノ・デストに多くの出場機会を与えていることから、周囲ではセルジ・ロベルトの序列低下を指摘する声があがっていた。
セルジ・ロベルトはバルセロナとの契約が来年6月までとなっている。また、本人は引き続きバルセロナ一筋のキャリアを歩むことを望んでいるが、マンチェスター・シティをはじめスペイン国外の複数クラブが同選手に関心を寄せていると伝えられていた。
その中、バルセロナはセルジ・ロベルトに対して2024年6月までの新契約を用意している模様。以前は1年間の契約延長、もしくは今夏放出の方向で検討していたが、バルセロナはここにきて同選手に関する方針の転換を行ったものとみられる。
負傷離脱により不本意なシーズンとなったセルジ・ロベルトだが、万全な状態で来季に臨んでクーマン監督からの信頼を勝ちとりたいところだ。
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