バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの契約延長を来週までに公式発表するかもしれない。27日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
現在34歳のメッシは、昨季終了後に退団の意向をクラブ首脳陣に伝えていたが、7億ユーロ(約880億円)にものぼる契約解除条項が現行契約に付帯されていることもあり、残留を決断。今季は公式戦47試合に出場して38ゴール14アシストをマーク。しかし、チームはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のタイトル獲得にとどまっていた。
メッシとバルセロナの現行契約が今年6月に満了を迎えるが、先月に会長に復帰したジョアン・ラポルタ氏と同選手の代理人が新契約締結にむけて会談を実施。両者はすでに2年間の契約延長で合意に達しているものとみられる。
また、メッシ本人が現在アルゼンチン代表の一員としてコパ・アメリカ2021に臨んでいるため、大会終了後に公式発表が行われるという声が一部から上がっていた。しかし、スペイン国内の複数メディアはバルセロナが数日以内に公式発表を行うという見解を示している。
再三にわたりバルセロナ退団の可能性が報じられてきたが、メッシは今回の契約延長でひとまず落ち着きを取り戻すことになるだろう。
コメントランキング