トッテナム・ホットスパーが、今季限りでウルバーハンプトン・ワンダラーズの指揮官を退任したヌーノ・エスピリト・サント氏の招へいを検討しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。
4月下旬にジョゼ・モウリーニョ監督を解任したトッテナムは、コーチを務めていたライアン・メイソン氏が残りの試合で指揮を執り、シーズンが終了。新シーズンに向けて、今季限りでインテルを退任したアントニオ・コンテ監督や、前ローマ指揮官のパウロ・フォンセカ監督など複数監督と会談を行ったが、最終的に交渉をまとめることはできずに終わっていた。
最近ではセビージャを率いるフレン・ロペテギ監督の招へい失敗が明るみになるなど、新監督招へいが難航するトッテナムはヌーノ氏にターゲットを定めたという。また、同氏に対してはエバートンやクリスタル・パレスらも招へいに向けて関心を示しているとのことだ。
過去にリオ・アべ、バレンシア、ポルトの指揮官を歴任してきたヌーノ監督は、2017年夏に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属していたウルブスの監督に就任。わずか1年でチャンピオンシップ優勝に導きプレミアリーグ昇格を果たすと、直近2シーズンはいずれも7位という成績を収めていた。だが、今季は13位と最も低迷したシーズンを過ごし、今季限りでウルブスの監督を退任していた。
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