ミランはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKAAヘントに所属するウクライナ代表FWロマン・ヤレムチュクのほかに、リーグアン(フランス1部)覇者のリールに所属するトルコ代表FWユスフ・ヤズジュも獲得候補に含めているようだ。23日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在24歳のヤズジュは、2019年夏にスュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルからリールへ完全移籍により加入。今季は公式戦42試合に出場して14ゴール5アシストをマーク。リーグ戦では途中からピッチに立つことが多かったが、クラブのリーグタイトル獲得に貢献。そしてトルコ代表の一員として臨んだEURO2020では、グループステージ全試合でピッチに立っていた。
ヤズジュはリールとの契約を2024年6月まで残している。一方、ミランは負傷離脱が多いスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの後継者の確保を急いでおり、同選手をヤレムチュクとともにリストアップしているようだ。
また、リールは移籍金として少なくとも2000万ユーロ(約27億円)を求める模様。ただ、ミランとはマーケットで良好な関係を築いていることから、今後クラブ間交渉を行う場合には多少の譲渡に応じる可能性があるものとみられる。
なお、ヤズジュはセンターフォワードのみならず、セカンドトップやトップ下と前線の複数ポジションをこなす。フランスで更なる飛躍を遂げている同選手は移籍に前向きな姿勢を見せているとのことだが、今夏に新天地を求めることはあるのだろうか。
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