レアル・マドリードのスペイン人FWブラヒム・ディアスはミランへの再レンタルが噂される中、自身の去就に言及した。22日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在21歳のブラヒム・ディアスは、レアル・マドリードとの契約を2025年6月まで残している。同選手の去就について、レアル・マドリードの指揮官に復帰したカルロ・アンチェロッティ氏は今夏のプレシーズンマッチやトレーニングでパフォーマンスを確かめることを望んでいるという。
一方で、ミランはレアル・マドリードと複数回にわたり交渉を行う中、2000万ユーロ(約27億円)の買い取りオプションが付帯された1年レンタルにより再獲得することで合意に近づいていると伝えられている。
その中、ブラヒム・ディアス本人は「これまで経験してきたことすべてが幸せだし、ミランもレアル・マドリードも偉大なクラブだ。だけど、正直なところ現時点ではどうなるのか僕には分からないね。できるだけすぐに僕の将来について知りたいよ」とコメント。自身の今後が両クラブに委ねられていることを明かした。
なお、ブラヒム・ディアスは2019年夏にマンチェスター・シティからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。しかし、レアル・マドリードでは出場機会に恵まれず、昨夏にミランへ1年レンタルにより加わっていた。同選手はレギュラー定着には至らなかったものの、今季公式戦39試合に出場し7ゴール4アシストをマーク。クラブの来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献していた。
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