レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの今夏退団を公式発表しているが、同選手の後釜候補としてナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得に動くかもしれない。22日、イタリアメディア『Calcio Napoli24』が報じている。
セルヒオ・ラモスの去就を巡っては、レアル・マドリードが選手サイドと契約延長にむけた交渉を直近数カ月にわたって行ってきたが、合意に至ることはなく、16日に契約満了による今季限りでの退団が公式発表されている。また、レアル・マドリードはフランス代表DFラファエル・バランとの契約延長交渉も進んでいないことが大きな不安材料となっており、今夏のマーケット期間で主力のセンターバック2枚を失う危機に直面している。
その中、レアル・マドリードは強靭なフィジカルを兼ね備えるクリバリをリストアップした模様。理由として、今夏にレアル・マドリードの指揮官に復帰したカルロ・アンチェロッティ氏が、ナポリを率いていた時に同選手のパフォーマンスを高く評価していたことがあるようだ。
クリバリは2014年にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクからナポリに加入すると、強靭なフィジカルや足元の技術の高さなどを武器にしてレギュラーに定着。同選手を巡っては、イタリア国外のビッグクラブが獲得を狙っていると再三にわたり報じられていたもののナポリに残留。今季も公式戦36試合に先発出場するなど不動のセンターバックとしてチームを支えていた。
クリバリはナポリとの契約を2023年6月まで残しているが、クラブが来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃したため、6000万ユーロ(約80億円)以上のオファーが届いた場合に放出される可能性が取りざたされている。
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