ミランはレアル・マドリードからスペイン人FWブラヒム・ディアスを再レンタルにより獲得することが濃厚となっているようだ。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在21歳のブラヒム・ディアスは、2019年夏にマンチェスター・シティからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。しかし、レアル・マドリードでは出場機会に恵まれず、昨夏にミランへ1年レンタルにより加わっていた。同選手はレギュラー定着には至らなかったものの、今季公式戦39試合に出場し7ゴール4アシストをマーク。クラブの来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献していた。
ブラヒム・ディアスはレアル・マドリードとの契約を2025年6月まで残している。同選手の去就について、レアル・マドリードの指揮官に復帰したカルロ・アンチェロッティ氏は今夏のプレシーズンマッチやトレーニングでパフォーマンスを確かめることを望んでいると伝えられていた。
しかし、ミランはレアル・マドリードと複数回にわたり交渉を行う中、2000万ユーロ(約27億円)の買い取りオプションが付帯された1年レンタルにより再獲得することで合意に近づいている模様。一方で、レアル・マドリードは買い戻し条項を盛り込むように求めているとのことだ。
なお、ミランはブラヒム・ディアスにくわえて、スペイン代表DFアルバロ・オドリオソラについてもレアル・マドリードと議論を交わしているようだ。現在25歳のオドリオソラは出場機会の少なさから今冬退団が噂されたものの、レアル・マドリード残留を決断。今年4月以降にラ・リーガで9試合続けてピッチに立っていた。
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