レアル退団のセルヒオ・ラモスにセリエA移籍の可能性！モウリーニョからコンタクト

　スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは契約満了によりレアル・マドリードを退団することが決まっているが、新天地がセリエAの舞台になる可能性があるようだ。20日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。

　セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。しかし今季は数度の負傷離脱により、公式戦21試合に先発出場にとどまっていた。さらに、同選手は今月に開幕するEURO2020本大会のスペイン代表メンバーから落選している。

　レアル・マドリードは選手サイドと契約延長にむけた交渉を直近数カ月にわたって行ってきたが、合意に至ることはなく、16日に契約満了による今季限りでの退団が公式発表されている。また、セルヒオ・ラモスの移籍先候補にはパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティがあがっていた。

　その中、ローマが同選手の獲得に乗り出す可能性が浮上。ローマはかつてレアル・マドリードを率いていたジョゼ・モウリーニョ氏を新監督として迎え入れているが、モウリーニョ氏がセルヒオ・ラモスにコンタクトをとっているようだ。

　ただ、セルヒオ・ラモスはレアル・マドリードで1000万ユーロ（約13億3000万円）以上の年俸を受け取っていた。ローマがこれほどの巨額の年俸を支払うことができるかどうか周囲から疑問の声が上がることだろう。