ローマの元イングランド代表DFクリス・スモーリングは、今夏にもプレミアリーグへ復帰する可能性があるようだ。16日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
現在31歳のスモーリングは、2019年夏にマンチェスター・ユナイテッドからローマへレンタル移籍により加入。昨季は公式戦36試合に先発出場しレギュラーに定着すると、昨年10月にローマへの完全移籍を果たしていた。しかし、今季は度重なる負傷離脱に見舞われ、セリエAで13試合の先発出場にとどまっていた。
スモーリングとローマの現行契約は2023年6月までとなっており、ジョゼ・モウリーニョ新監督の構想に含まれている模様。しかし、エバートンが同選手の獲得に興味を示しているとのことだ。
ただ、ローマは昨年10月にスモーリングを完全移籍で獲得した際、マンチェスター・ユナイテッドに対して1500万ユーロ(約20億円)を支払っている。くわえて1年間のレンタル料として300万ユーロ(約4億円)を支払っていることから、ローマは安価な移籍金によるオファーを却下するものとみられる。
セリエA挑戦2年目は負傷の多さに泣かされて不本意なシーズンに終わったスモーリングだが、プレミアリーグの舞台で再起を図ることになるのだろうか。
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