明治安田生命J1リーグの柏レイソルに在籍した過去を持つ日本代表GK中村航輔は今年1月にプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ加入しているが、今夏の去就が不透明となるかもしれない。11日、ポルトガル紙『A BOLA』が報じている。
中村航輔は今冬のマーケット期間でポルティモネンセと2年半の契約を締結。しかし、今シーズン後半戦ではリーグ戦7試合でベンチ入りしたものの出番はなく、今年3月以降は全試合でメンバー外になるなど、厳しい立場に置かれている。
一方、ポルティモネンセは今季のプリメイラリーガを14位で終え、1部残留を決めていた。そして今月11日には、イラン代表GKパヤム・ニアズマンドを2024年6月までの3年契約、2000万ユーロ(約26億円)の契約解除条項付帯という条件で獲得することがほぼ確実となった模様。同選手は今季、イラン国内リーグで23試合に出場して10度クリーンシートを達成。また、2018年以降はイラン代表にコンスタントに招集されると、昨年10月にデビューを果たしている。
ポルティモネンセ移籍後、公式戦での出番がなかった中村航輔。クラブがゴールキーパーで新戦力を確保したこともあり、今夏退団の噂が駆け巡るかもしれない。
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