チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、今夏にフリートランスファーでミランへ加入することが既定路線となっているようだ。30日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在34歳のジルーは、2018年1月にアーセナルからチェルシーへ完全移籍により加入。今季も公式戦12試合の先発出場にとどまっており、これまでと変わらずスーパーサブとしての役割を担っているが、11ゴールをあげるなどチームの勝利に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ決勝・マンチェスター・シティ戦では出番がなかったが、チームは1-0と勝利しビッグイヤーを手に入れている。
同選手の去就を巡っては、現時点でチェルシーと契約延長で合意に至っておらず退団に向かっている模様。また、昨夏と同じくインテルやローマをはじめ複数クラブから関心を寄せられてる。
その中、今月26日にミランが選手サイドと年俸400万ユーロ(約5億3000万円)の2年契約を結ぶことで合意に至ったとイタリアメディアが報道。また、両者の交渉は細部を詰める段階に至っているようだ。
なお、ミランは先週に元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの退団を公式発表している。スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチもコンディションで不安を抱えているだけに、ジルーが加入するとなればミランにとって大きな戦力補強となりそうだ。
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