明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪へ移籍が噂される元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリは、引き続きブラジル国内でプレーするかもしれない。28日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
タルデッリは2003年にサンパウロでプロデビューを果たすと、レアル・ベティスやPSVアイントホーフェンにレンタル移籍により在籍。その後はブラジル国内やロシア、カタールのクラブを渡り歩くと、2015年にアトレチコ・ミネイロから中国スーパーリーグの山東魯能(現山東泰山)に加入し、在籍3シーズンにおいて公式戦73試合に出場し41ゴールをマーク。そして2019年に再び舞台をブラジル国内に移すと昨年にアトレチコ・ミネイロへフリートランスファーで加入したが、足首の負傷により長期離脱を強いられ、公式戦わずか3試合の出場にとどまっていた。
タルデッリの去就を巡っては、今冬にブラジル国内の複数クラブやセレッソ大阪が移籍先候補にあがる中、契約期間を今年5月末まで延長。その後、アトレチコ・ミネイロは今月27日に同選手との契約更新を行わないことを公式発表している。
同選手の新天地候補には、複数のブラジルメディアがレヴィー・クルピ監督率いるセレッソ大阪をあげていた。しかし、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスが現在選手サイドとの交渉にあたっている模様。また、サントスのフェルナンド・ジニス監督もすでにタルデッリ本人と会談を行っているようだ。
現在36歳とベテランの域に入っているタルデッリだが、Jリーグ行きへの具体的な動きは現時点で報じられていない。本人はブラジル国内でフットボールキャリアを終えるというプランを描いているかもしれない。
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