
日本代表MF中島翔哉は、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルトからUAEアラブ首長国連邦のアル・アインへレンタルにより加入しているが、今夏の去就が不透明となっているようだ。27日、ポルトガルメディア『SIC noticias』が報じている。
現在26歳の中島翔哉は、今冬にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の強豪アンデルレヒトや中東の複数クラブからオファーが届く中、アル・アインへ4000万ユーロ(約50億9700万円)による買い取りオプションが付帯された半年レンタルで移籍。加入後は公式戦2試合に出場していたが、今年2月下旬の全体トレーニングで脛骨の骨折や靱帯損傷という大怪我を負ったことにより、今季中の復帰が絶望的となっている。
中島翔哉の去就を巡っては、アル・アイン首脳陣が同選手を来季の構想にも含めていると先月下旬にポルトガルメディアが報じていた。その中、アル・アインは新型コロナウイルスの検査結果を偽造した疑いが持たれている件を利用する形で、再レンタル料を300万ユーロ(約3億9000万円)から100万ユーロ(約1億3000万円)、年俸を300万ユーロから200万ユーロ(約2億6000万円)へ引き下げてオファーを提示。しかし、ポルト側はこれを却下している。
これにより、中島翔哉はアル・アインを離れて一旦ポルトに戻ることになった模様。ただ、依然としてポルトでは構想から外れているものとみられ、他クラブへレンタル移籍する可能性もあるようだ。
コメントランキング