ナポリは今月23日のセリエA最終節・エラス・ベローナ戦後にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の退任を公式発表しているが、インテルやローマで指揮を執った過去を持つルチアーノ・スパレッティ氏の招へいに迫っているようだ。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ナポリは2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後任としてジェンナーロ・ガットゥーゾを招へいすると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを獲得。今季はユベントスやミラン、アタランタと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を巡ってし烈な争いを繰り広げていた。しかし、セリエA最終節・エラス・ベローナ戦でドローに終わり、CL出場圏外の5位でシーズンを終了。試合後にはガットゥーゾ監督が契約満了により退任することを公式発表していた。
ガットゥーゾ監督の後任候補を巡っては、クラブ首脳陣が元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏をトップターゲットに掲げているものの、レアル・マドリード行きに近づいている模様。
また、現在プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルトを率いるセルジオ・コンセイソンを招へいする可能性が今週に入って浮上。しかし、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はメディアインタビューでこの噂を否定していた。
その中、『スカイスポーツ』はナポリとスパレッティ氏の代理人による交渉に進展があったと報道。ナポリは年俸350万ユーロ(約4億7000万円)による2年契約でオファーを提示するものとみられる。これまでセリエAで多くの経験を積んでいるスパレッティ氏だが、2年ぶりとなる現場復帰は実現するのだろうか。
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