Jリーグ ベガルタ仙台

仙台FWカルドーゾ、欧州挑戦やブラジル代表入りへ意欲「まだ22歳だし…」

ベガルタ仙台のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台に所属するブラジル人FWフェリペ・カルドーゾは欧州挑戦やブラジル代表入りを目指す中、Jリーグクラブへの移籍が正しい選択だったと考えているようだ。24日、ブラジルメディア『UOL』が同選手のコメントを伝えている。

 カルドーゾはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスからレンタル移籍によりベガルタ仙台へ加入。先月末に来日すると、今月11日からチームのトレーニングに合流。そして今月22日に行われたJ1リーグ第15節・大分トリニータ戦で76分からピッチに立ち、日本でのデビューを飾った。

 カルドーゾ本人はブラジルメディアのインタビューに応じると、日本でのデビュー戦について「(ベガルタ仙台は)海外挑戦で初めてのクラブだし、ここでの経験はとても良いものだね。できるだけ早く慣れるためにもハードワークをするよ。素晴らしいデビュー戦だった。少し心配していたけど、神のおかげで物事がうまく進んだね。このような素晴らしいクラブからのオファーを受け入れたことは、正しい選択だったと考えているよ」と語っている。

 また、自身の将来については「僕の夢はサントスでプレーすることだったけど、それはすでに実現したね。だけど、どの選手でもヨーロッパのクラブやブラジル代表でプレーすることを目標として考えている。僕はまだ22歳だし、不可能なことは何もないね。日本でさらにレベルアップできることを望んでいるよ」とコメントを残した。

 プロキャリア初となる国外挑戦で第一歩を踏み出したカルドーゾだが、欧州でのプレーを夢見る中、Jリーグで成功を収めることに集中していることだろう。