ナポリのアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイは今夏退団の可能性がささやかれていたが、一転して契約延長を行う可能性があるようだ。22日、イタリア・ナポリの地元メディア『Radio Punto Nuovo』が報じている。
サイドバックを本職とするヒサイは2015年夏にエンポリからナポリへ加入。マウリツィオ・サッリ元監督のもとでレギュラーに定着していたものの徐々に出場機会が減少。今季は負傷離脱を余儀なくされたこともあり、公式戦24試合に先発出場にとどまっている。また、ヒサイとナポリの契約期間は今年6月までとなっているが、同選手の代理人は先日のメディアインタビューで来季UEFAチャンピオンズリーグへ出場するクラブへの移籍をほのめかしていた。
ヒサイの去就を巡っては、ミランが現在マンチェスター・ユナイテッドからレンタルにより加入しているポルトガル人DFディオゴ・ダロトの後釜候補にリストアップしたと伝えられている。また、ローマやオリンピック・マルセイユなど複数クラブが関心を寄せているものとみられる。
しかし、代理人は「（ヒサイの契約について）ナポリからは何も聞いていなかったので、他クラブとの交渉を続けてきた。ただ、まだどのクラブともサインを交わしていない。オファーが届けば検討するし、ナポリも選択肢に含んでいる。ナポリ残留を妨げる物事はないね」と今夏契約延長の可能性を示唆している。
なお、ナポリは最終節のみを残した時点で、勝ち点76を獲得。来季UEFAチャンピオンズリーグ圏内の4位につけている。23日にエラス・ベローナとの一戦を控える中、この試合結果がヒサイの去就を左右するかもしれない。
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