レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の今夏退任が噂される中、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリの招へいに乗り出しているようだ。18日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ジダンはUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たした2017/18シーズン終了後にレアル・マドリード指揮官を退任。しかし、2018/19シーズン途中に再びレアル・マドリード監督に就くと、昨季はラ・リーガを制覇。今季はリーグ戦で最終節のみを残した時点で首位アトレティコ・マドリードから2ポイント差の2位となっているが、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)では3回戦で敗退。UEFAチャンピオンズリーグでも決勝進出を逃している。
ジダン監督はレアル・マドリードとの現行契約を2022年6月まで残す中、先週末に選手やクラブスタッフに今季限りでクラブを離れる意向を伝えたと報じられていた。しかし、本人は16日に行われたラ・リーガ第37節・アスレティック・ビルバオ戦後のメディアインタビューで退任の噂を否定している。
一方、クラブ首脳陣はジダン監督の後任候補として、ユベントスでセリエAやコッパ・イタリアなど多くのタイトルを手に入れた実績を持つアッレグリ氏をリストアップしている模様。その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はアッレグリ氏本人がレアル・マドリード行きに前向きな姿勢を見せていると主張。さらにはレアル・マドリードが1000万ユーロ(約13億3000万円)という巨額の年俸を用意していると報じている。
レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)で指導者としての経験を重ねているラウール・ゴンサレス氏の内部昇格の噂も飛び交う中、今季終了後にクラブ首脳陣がどのような動きを見せるのか注目が集まる。
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