バルセロナは今季終了後にロナルド・クーマン監督を解任することが濃厚となっているようだ。16日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』をはじめ複数メディアが報じている。
クーマン監督はオランダ代表を率いた後、昨夏にバルセロナ指揮官に就任。しかし、今季はUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退。リーグ戦では序盤から勝ち点の取りこぼしが目立つと、16日に行われた第37節・セルタ戦で逆転負けを喫したことにより、優勝の可能性が消滅している。
同監督はバルセロナとの契約期間を2022年6月まで残しているが、クラブ首脳陣は今季限りでバイエルン・ミュンヘンの指揮官退任が決まっているハンジ・フリック氏にコンタクトをとったと報じられていた。そして最終節を残してリーグ優勝の可能性が消滅したことにより、周囲では今夏監督交代がほぼ確実という見方が広まっている。
なお、クーマン監督の後任候補にはシャビ・エルナンデス氏の名前も挙がっていたが、先週にカタール1部のアル・サッドと2023年6月まで契約延長を行っている。
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