明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは、ブラジル人DFブエノが今年7月の移籍ウィンドウで復帰することが濃厚となっているようだ。16日、ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』が報じている。
ブエノは昨夏に鹿島アントラーズからカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロへ1年レンタルにより加入。しかし、2020シーズンはリーグ戦9試合の出場にとどまると、今年に入ってコパ・リベルタドーレスのグループステージやカンピオナート・ミネイロの試合で一度もピッチに立っていない。
ブエノの取引では、アトレチコ・ミネイロがレンタル料として鹿島アントラーズに150万レアル(約2900万円)を支払っているほか、650万レアル(約1億2600万円)の買い取りオプションが付帯されている。
アトレチコ・ミネイロは元アルゼンチン代表指揮官のホルヘ・サンパオリと今年2月下旬に契約解除。現在はアレクシ・スティバウ氏がチームを率いているが、ブエノが同氏の構想から外れている模様。クラブ首脳陣もすでにブエノの買い取りオプションを行使しない方針を固めているようだ。
なお、鹿島アントラーズはカルロス・ザーゴから相馬直樹への監督交代以降、公式戦7試合連続無敗と復調の気配を見せており、15日に行われたJ1リーグ第14節・横浜F・マリノス戦では5-3と撃ち合いを制している。
コメントランキング