アタランタのコロンビア代表FWルイス・ムリエルは今夏にインテルへ移籍する可能性がささやかれているが、本人は残留を強く望んでいるようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在30歳のムリエルは2019年夏にセビージャからアタランタへ完全移籍により加入すると、移籍1年目の昨季は公式戦41試合に出場し19ゴールをマーク。今季はここまで公式戦44試合に出場し25ゴール11アシストをあげているが、先発メンバーに名を連ねたのは24試合となっており、コンスタントな出場機会を得ているもののレギュラー定着には至っていない。
ムリエルとアタランタの現行契約は2023年6月に満了を迎える。その中、セリエA優勝を果たしたインテルはUEFAチャンピオンズリーグで好成績を残すべく、前線の新戦力候補として同選手をリストアップしていると伝えられていた。
しかし、ムリエル本人は9日に行われたセリエA第35節・パルマ戦後のメディアインタビューで自身の去就について問われると「我々はビッグクラブ相手に戦うことが可能だ。我々の監督は野心に満ち溢れているし、我々により多くのことを求めている。将来的にクラブのレベルを引き上げたいね。(今シーズンは)僕のキャリアの中でもベストなものとなっているし、この良い状態をキープしたいね」とコメント。来季以降もアタランタでプレーすることをほのめかしている。
なお、アタランタはパルマ戦での勝利により勝ち点を72まで積み重ねている。最終節には来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を争うミランとの直接対決を控える中、ムリエルはアタランタでさらに成長できることを確信しているようだ。
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