明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズや大宮アルディージャで指揮を執った過去を持つ石井正忠氏は、現在タイ1部のサムットプラーカーン・シティFCを率いているが、クラブとの契約期間を1年延長した。2日、タイメディア『サイアムスポーツ』が報じている。
石井正忠氏は1998年にアビスパ福岡でプレーした後に現役引退。古巣である鹿島アントラーズの下部組織やトップチームでコーチを務めると、2015年7月に鹿島アントラーズの指揮官に就任。クラブにナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)やJ1リーグ、天皇杯のタイトルをもたらしていたが、2017シーズン途中に成績不振に伴い解任。その後は大宮アルディージャを2018シーズン終了後まで率いていた。
同氏は2019年12月にサムットプラーカーン・シティFCの指揮官に就任。今シーズン(2020/21シーズン)は新型コロナウイルス感染拡大による中断期間がありながらも30試合を戦って14勝5分11敗、勝ち点47の6位という成績で終えていた。そしてクラブ首脳陣は石井正忠監督の手腕を高く評価すると、契約期間を2022年5月まで延長することで両者は合意に達している。
タイ国内屈指の有望株であるタイU-23代表MFジャルンサック・ウォンコーンをはじめ複数のタレントを抱える中、石井正忠監督はAFCチャンピオンズリーグへの出場権獲得を目指して来季に臨む。
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