明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は1日、FWジェイ・ボスロイドがYBCルヴァンカップのグループステージ第4節・アビスパ福岡戦での不適切行為について公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とクラブから厳重注意を受けたと公式発表している。
ジェイは先週なかばにホームで行われたアビスパ福岡戦でMFカウエと口論になった際に同選手に対して鼻をつまむジェスチャーを見せていた。この人種差別とも捉えられかねない行為には多くのサポーターの間で議論の対象となっていた。
北海道コンサドーレ札幌は今回の一件について「4月28日(水)に行われたJリーグYBCルヴァンカップ第4節 北海道コンサドーレ札幌 対 アビスパ福岡戦において、弊クラブ所属ジェイ選手とアビスパ福岡カウエ選手との間で、ジェイ選手の行為の一部に侮辱的と受け取られかねない不適切な行為が確認されました」
「これを受けJリーグがジェイ選手、カウエ選手、関係者個別にヒアリングを実施し、ジェイ選手の行為はカウエ選手に対するリスペクト精神を欠くものであり、サッカーを観戦、応援くださる多くの皆様に対しても、不快な思いをさせてしまいかねない行為であり、懲罰基準に照らし審議した結果、Jリーグより厳重注意を受けました」
「弊クラブとしても、ジェイ選手の行った行為はリスペクト精神を欠くものであり、許される行為ではないと判断し、クラブから本人へ厳重注意を致しました。また、クラブを通しアビスパ福岡カウエ選手、関係者様へ本件に対する謝罪をさせて頂きました。クラブは今後、同様の問題が発生しないよう、クラブ全体の啓発を強め、サッカーにかかわるすべての人に対するリスペクトの精神を忘れずに挑むよう徹底して参ります」と声明を発表している。
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