レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは10日に控えるバルセロナとのクラシコを欠場することが確実になった。9日、クラブ公式サイトが伝えている。
アザールは今季も右脚の筋肉に問題を抱えたことにより開幕から出遅れると、新型コロナウイルス陽性判定による隔離などもあり、ここまで公式戦14試合の出場にとどまっていた。また、今年2月上旬にはトレーニング中に左大腿筋を負傷したことにより戦線離脱。先月中旬には一度復帰していたものの、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグを控える中で再び負傷していた。
アザール本人は度重なる負傷離脱により手術を検討していたが、クラブは保存治療を行うように促していた。同選手は3日に行われたラ・リーガ第29節・エイバル戦でメンバー外となっていたものの、エイバル戦前日の全体トレーニングに参加していた。しかし、ジネディーヌ・ジダン監督は今週なかばに行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝・リバプール戦1stレグにつづきラ・リーガ第30節・バルセロナ戦でも同選手のメンバー外という決断を下している。
レアル・マドリード加入以降は負傷離脱を繰り返し、コンディションが整わないアザールだが、タイトルの行方を左右する可能性がある重要な2試合での招集外に本人は悔しい思いを抱いているだろう。
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