ミランとユベントスはイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリとFWフェデリコ・ベルナルデスキのトレードを行わない可能性が高いようだ。8日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
ロマニョーリは2015年夏にローマからミランへ完全移籍により加入すると、多くの出場機会を得てディフェンス陣の中心選手に成長し、2018/19シーズンからはキャプテンを務めている。今季はここまで公式戦28試合に出場しているが、先月中旬に戦線離脱。くわえて周囲では今年1月にチェルシーから加入したイングランド代表DFフィカヨ・トモリとの序列に変化が生じているという見方が広まっている。
一方、現在27歳のベルナルデスキは今季ここまで36試合に出場しているが、両サイドや中盤、トップ下にくわえて今年1月以降は左サイドバックで起用されており、起用法が定まっていない現状に直面している。
両選手の去就を巡っては、いずれもミノ・ライオラ氏が代理人を務めていることやクラブとの契約期間が2022年6月までとなっていることから、今月に入って今季終了後にトレードを行う可能性がささやかれていた。
しかし、『トゥットスポルト』はベルナルデスキの年俸がロマニョーリよりも高額であることや、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりユベントスとミランが財政面で厳しい状況になっていることからトレードが不可能であると主張している。
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