
セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋についてイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は8日、今夏のマーケットにおける注目選手として紹介している。
冨安健洋は2018年にアビスパ福岡からジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに移籍した後、2019年夏にボローニャへ加入。シニシャ・ミハイロビッチ監督のもとで昨季は右サイドバックを任されることが多かったが、今季は本職であるセンターバックとしてピッチに立つことが多く、ここまで公式戦28試合で先発出場を果たしている。
冨安健洋はボローニャとの契約期間を2024年6月まで残しているが、同選手には昨夏ミランが移籍金1500万ユーロ(約19億円)による獲得オファーを提示したものの、最低2000万ユーロ(約26億円)を求めるボローニャが却下していた。ただ、今年1月にイタリア国内メディアがバイヤー・レバークーゼンとボルシア・メンヒェングラートバッハなどを移籍先候補にあげており、依然として国内外の複数クラブから関心を寄せられている。
その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はレバークーゼンの他にエバートンも同選手の獲得に興味を示しており、ブンデスリーガやプレミアリーグ挑戦の可能性があると主張している。ボローニャでレギュラーに定着しイタリア国内での評価を高めている冨安健洋だが、今夏再び獲得オファーを提示されるかもしれない。
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