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セレッソ大阪、ブラジル人DFチアゴ獲得でセアラーに2200万円支払い完了!

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪はすでにブラジル人DFチアゴ・パグヌサットの獲得を公式発表しているが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のセアラーSCとの取引が完了したようだ。25日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 チアゴは昨年、バイーアからセアラーSCに加入すると、主力として公式戦32試合に先発出場し、本来のパフォーマンスを発揮していた。その中、セレッソ大阪は直近数シーズンにわたりディフェンス陣を支えていたDFマテイ・ヨニッチが中国スーパーリーグの上海緑地申花に完全移籍したことにより、同選手の後釜としてチアゴの獲得を公式発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大により日本政府が新規入国の規制を敷いていたことから、来日の目処が立っていたなかった。

 セレッソ大阪は同選手が労働ビザを取得できていないことから移籍金を支払っていないかった。しかし、今月18日にビザの取得状況に関わらず移籍金を支払う意思を示したと伝えられると、セアラーSCはすでに20万ドル(約2200万円)を受け取っているようだ。

 なお、日本政府は緊急事態宣言が解除された後、プロ野球やJリーグ等の外国人選手について2週間の待機期間を設けた上で特例として入国を認める方針を固めているほか、Jリーグは現在関係各所と外国人選手の入国に関する調整を行っている。