ヘルタ・ベルリンに所属するポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクがミラン退団の理由を明かした。9日、ポーランドメディア『Prawda Futbolu』が報じている。
ピョンテクは2018年夏にポーランド国内クラブからジェノアへ加入すると、セリエA初挑戦ながらもリーグ戦開幕から8試合連続でゴールをあげるなど驚異のパフォーマンスで周囲を驚かせていた。そして2019年1月にミランへ加入して以降も得点を重ねていたが、昨季はベンチスタートとなる試合数が増加し、昨冬にヘルタ・ベルリンへ舞台を移している。
同選手は母国メディアのインタビューにおいてミランを離れた理由を聞かれると「(ズラタン・)イブラヒモビッチの加入だね。5、6試合連続でベンチに座ることなんて想像もしていなかったよ。イブラヒモビッチが先発出場すると、彼は負傷しない限りピッチに立ち続ける。彼が加入してから最初の数試合はほとんどプレーできなかったよ」
「コッパ・イタリアで出番がやってくると、ゴールとアシストをあげた。それなのに次の試合ではまたベンチに座ることになった」と語っており、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチにレギュラーの座を奪われたことが大きな要因であることを明かしている。
ミランはイブラヒモビッチの獲得により、今季ここまでセリエAで優勝争いを演じているが、その一方でポーランド屈指の逸材であるピョンテクを手放さざるを得なかった。
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