ボルシア・ドルトムントは25日、スイス代表GKマルビン・ヒッツと2023年6月までの新契約締結を公式発表している。
ヒッツは2005年にスイス国内のクラブでフットボールキャリアをスタート。2008年にVfLボルフスブルクへ完全移籍により加入したものの、正守護神の座に定着することはなく2013年夏にフリーでアウクスブルクに加わる。同選手は移籍1年目の途中から正守護神に定着すると、アウクスブルクに2017/18シーズンまで在籍した後、ドルトムントへ移籍している。
ヒッツは今季、スイス代表GKロマン・ビュルキのバックアッパーに甘んじていたが、ビュルキが今年1月に負傷離脱したことにより、ブンデスリーガ第19節・アウクスブルク戦以降はリーグ戦4試合連続でゴールマウスを守っている。ドルトムント首脳陣は同選手のパフォーマンスに満足しており、今年6月までとなっていた契約期間を2年間延長することで選手サイドと合意に達している。
なお、ドルトムントはフィオレンティーナのポーランド代表GKバルトロミエ・ドラゴウスキの今夏獲得を狙っていると伝えられている。正守護神を巡るポジション争いの激化が予想される中、ビュルキの去就も含めて来季のゴールキーパー陣がどのようになるのか気になるところだ。
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