ローマはゲームキャプテンを巡って選手とクラブ首脳陣の間で問題が生じているようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ローマのパウロ・フォンセカ監督は今季ここまでボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコにキャプテンマークを託していたが、1月に行われたコッパ・イタリアのベスト16・スペツィア戦での不戦敗によるチームマネージャーの解任を巡り両者が衝突。ジェコはおよそ2週間にわたり全体トレーニングに参加せず、1月末にはインテルへ電撃移籍する可能性がささやかれていた。
しかし、今冬のマーケット期間が終了した直後の2月3日に両者はクラブ施設で話し合いを行い和解に至ると、同選手は全体トレーニングに復帰。6日に行われたセリエA第21節・ユベントス戦では後半途中からピッチに送り出されていた。
この一戦ではイタリア代表MFブライアン・クリスタンテがキャプテンマークを巻いていたが、クラブは今季残り試合ではイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニにその役割を託すことを決めている模様。しかし、複数選手からジェコにキャプテンマークを戻すように求める声が上がっており、首脳陣はこれを拒否している。
ジェコを巡る一連の騒動はフォンセカ監督との関係修復により終わったという見方が広まっていたが、キャプテンマークの行方について今後チーム内で不協和音が生じるかもしれない。
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