ミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの契約延長交渉で新たな問題を抱えているようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ミランの下部組織出身であり16歳でデビューを飾った過去を持つドンナルンマは、今季ここまで公式戦27試合でフル出場を果たしており、うち9試合でクリーンシートを達成するなどセリエA首位というクラブの躍進に大きく貢献している。一方で同選手とミランの契約期間は今年6月で満了を迎えるが、両者は新契約締結の合意には至っていない。
ドンナルンマは現行契約において年俸600万ユーロ(約7億6000万円)を受け取っているが、クラブ首脳陣は年俸750万ユーロ(約9億5000万円)による5年契約を打診。しかし、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は長期契約を結ぶことに興味を示しておらず、契約期間を2022年6月までにするよう求めているようだ。
なお、年俸に関しては先日に選手サイドが1000万ユーロ(約12億6000万円)まで引き上げるように要求していると伝えられていた。クラブをセリエA首位に導くパフォーマンスを発揮しているドンナルンマだが、今季終了後の去就に注目が集まる。
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