高校サッカー

PK決着の高校サッカー決勝、「両校優勝で良い」の声多数!SNSで賛否両論の意見飛び交う

写真提供: Gettyimages

 11日、第99回全国高校サッカー選手権大会決勝が行われ、山梨学院がPK戦の末、青森山田を下して11年ぶり2度目の優勝を果たした。PK戦までもつれ込んだこの試合はSNS上で「両校優勝でも良いのでは」との声が相次ぎ、賛否両論となっている。

 第88回大会と同じカードとなった決勝戦。試合は2-2で後半が終了し、延長でも決着つかず、PK戦に突入。4人全員が成功した山梨学院に対し、青森山田は2人目のMF安斎颯馬と4人目が失敗し、2年連続の準優勝に終わった。決勝らしい激しい試合に、元プロ野球選手の上原浩治氏は自身のTwitterに「決勝でPK戦かぁ… 両校優勝にしてほしいぐらい、素晴らしい試合でした」と投稿。お笑いコンビパンサーの尾形貴弘氏は「本当に2校とも良いチームだ。僕の中では両校優勝です!!」とツイートした。これらに共感する声が多数挙がり、両校優勝がTwitterのトレンド入り。その一方で「両校優勝はあり得ない」と言う声も複数あり、賛否両論の意見が飛び交っている。

 高校サッカー選手権は、1999年の第78大会までは延長戦で決着がつかない場合、両校優勝となっていた。しかし、第79回大会から両校優勝のルールは廃止となった。PK戦での決着は、第83回の鹿児島実業VS市立船橋(鹿児島実業が勝利)と第91回の鵬翔VS京都橘(鵬翔が勝利)以来、今大会が3度目となった。素晴らしい試合を見せてくれた山梨学院と青森山田の選手達。彼らの今後の活躍に注目していきたい。