
ナインゴラン
移籍先:ローマ(2014年1月)
2014/15シーズン前半、優勝に向かって戦っていたローマは、ユベントスと争うために中盤を強化する必要があった。当時のローマの監督リュディ・ガルシアは、注目していたカリアリ所属のベルギー代表MFラジャ・ナインゴランを獲得する決断をした。
2014年1月にローマに移籍したナインゴラン。すぐにチームにフィットし、同クラブの欠かせない存在となる。そして2015/16シーズン、ローマの監督がルチアーノ・スパレッティとなってから、どのビッグクラブも欲しがるスター選手と化した。
しかしながら、高い評価でスター選手扱いを受けるナインゴランは、ローマ(2014-2018)でも、これまで所属した全てのチーム(ピアチェンツァ、カリアリ、インテル)でも、未だに一つのタイトルも獲得したことがない。

サラー
移籍先:フィオレンティーナ(2015年1月)
現在リバプールで活躍するエジプト代表FWモハメド・サラー。2014年1月、チェルシーが当時バーゼルにいたサラーを獲得した。しかしチェルシーは当時の活躍に満足せず、翌2015年1月に同選手はフィオレンティーナにレンタル移籍する。
サラーがヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)で戦ったのは半年のみであったが、同選手を中心にフィオレンティーナは生まれ変わったかのような素晴らしい躍進を遂げた。
フィオレンティーナでの2014/15シーズン後半中に26試合中9ゴールを挙げたサラーは、多くの欧州クラブの注目を一挙に集めることとなる。2015年8月にローマに移籍し引き続き2年セリエAで戦ったのち、2017年6月にリバプールの選手となった。

エル・シャーラウィ
移籍先:ローマ(2016年1月)
2015/16シーズン前半。当時ローマのルチアーノ・スパレッティ監督は4-2-3-1を好んで使っていたが、同システムを最大に活かすサイド選手が揃っていなかった。
そこで2016年の冬の移籍期間中に、ローマのフロント陣がチームの強化に見事に動く。ミランからモナコへレンタル中だったイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィを完全移籍で獲得した。
するとエル・シャーラウィの活躍もあり、ローマのパフォーマンスは一躍レベルアップ。同シーズンは、セリエA3位となる。
エル・シャーラウィはローマで過ごした期間中(2016-2019)109試合に出場し34得点、そして数え切れないほどのアシストを記録した。現在は中国の上海申花に所属しているが、セリエAへの返り咲きが近いことを複数の伊メディアが報じている。
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