湘南ベルマーレ、J3福島ユナイテッドFCから池田昌生の獲得発表「この話を頂いた時、一切迷いはなかった」

　明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレは23日午前、J3リーグに所属する福島ユナイテッドFCからFW池田昌生を完全移籍で獲得したことを公式発表した。

　セレッソ大阪の下部組織でプレーした過去を持つ池田昌生は、京都府の強豪であり、日本代表MF鎌田大地の出身校である東山高等学校をへて2018年に福島ユナイテッドFCに加入。今年までの3シーズンにおいてJ3リーグで30試合以上でピッチに立つなどコンスタントな出場機会を得ていた。

　同選手は自身のプロキャリアにおけるJ1リーグ初挑戦について「はじめまして。福島ユナイテッドFCから加入することになりました池田昌生です。1日でも早くチームの勝利に貢献できるようにひたむきに頑張ります。そして湘南ベルマーレと共に成長できることを自分自身楽しみにしています。応援よろしくお願いします！」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

　また3年間在籍した福島ユナイテッドに対しては「この度、湘南ベルマーレに完全移籍することになりました。この話を頂いた時、一切迷いはなかったですし、周りに何を言われても自分の選択に自信を持っているので、今よりも何倍も厳しいかもしれないですけど、とてもワクワクしています」

　「プロのキャリアを福島でスタートできたこと、2018.3.11の特別な日にプロデビューできたこと本当に誇りに思っています。この3年間で練習に行きたくないと思う日やうまくいかない事もありましたが、色んな人の支えがあって成長できたと思っています。自分にはまだまだ大きな野望があります。自分自身の期待には自分自身が応えるしかないですし、それに向かって突き進んでいきたいと思います！　ここからまた新しいスタート。福島ユナイテッドFCに関わる全ての皆様、本当にお世話になりました」と感謝の気持ちを述べた。

　なお、湘南ベルマーレは先日、浮嶋敏監督の来季続投を発表しているほか、かつて2013年夏から1年半にわたり在籍していたFWウェリントンの獲得もすでに決めている。