
インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは戦いの舞台をパリに移すことを望んでいるかもしれない。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
エリクセンは今年1月にトッテナム・ホットスパーからインテルに加入。しかし、昨シーズン後半戦では公式戦で11試合の先発出場にとどまると、今季もここまで先発メンバーに名を連ねたのはわずか5試合にとどまっており、16日に開催されたセリエA第12節・ナポリ戦では出番がなかった。また、トップ下を本職とする同選手の出場機会が少ない背景として、アントニオ・コンテ監督が3バックを基本としたフォーメーションを採用していることがあるものとみられる。
インテルは今冬にもエリクセンを放出する構えを示しており、3000万ユーロ(約38億円)以上のオファーが届けば応じる模様。また、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、パリ・サンジェルマン(PSG)がエリクセンに関心を寄せているが、本人はPSG行きを望んでいるようだ。
くわえて同紙はインテルがアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得に興味を示しており、エリクセンとのトレードを画策している可能性があるという見解を示している。
現在、首位ミランを1ポイント差で追いかけるインテルだが、スクデット獲得へむけて今冬に新戦力を迎え入れる可能性は十二分に考えられるだけに、人員整理を行うことが必要だろう。
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