ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントは14日、ルシアン・ファブレ監督とアシスタントコーチのマンフレート・シュテフェスの解任を発表した。
同クラブはUEFAチャンピオンズリーグでグループステージ首位通過を果たしたものの、ブンデスリーガでは苦戦を強いられている。11月7日に行われた王者バイエルン・ミュンヘンとの一戦で2-3と敗れると、以降の4試合では1勝1分2敗と勝ち点を落としている。 中でも12日に行われた第12節・VfBシュツットガルト戦では5失点と大敗を喫しており、この試合内容を考慮してドルトムント首脳陣は指揮官交代に踏み切ったものとみられる。
今回の監督交代についてハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)は「我々は2年半にわたる彼の仕事ぶりに感謝している。プロとして、そして人間として素晴らしい」と公式サイトを通じてコメントを残している。
なお、ドルトムントはファブレの後任としてアシスタントコーチを務めていたエディン・テルジッチが今シーズンいっぱい指揮を執ることも併せて発表している。ノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドをはじめ多くの有望株を抱える中、首位バイヤー・レバークーゼンに6ポイント差をつけられているリーグ戦で巻き返しを図りたいところだ。
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