
12月2日(現地時間)に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節、ユベントスはディナモ・キエフと対戦し、3-0で勝利を収めた。この試合でゴールを決めたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドはキャリア通算750ゴールという大記録を樹立した。
ロナウドがサッカー界のトップスターとして認められたのは最近のことではない。2003年8月にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍して以来話題となり、レアル・マドリードで過ごした9年間(2009-2018)はどのクラブのサポーターにとっても忘れられない時期であっただろう。
2010年にアメリカの『Bleach Report』は、ロナウドがまだ25歳だったにもかかわらず、すでに同選手の後継者に目をつけ「The 25 Next Cristiano Ronaldos in World Football(サッカー界のネクストクリスティアーノ・ロナウド25選)」というまとめコラムを公開した。
その中には現レアルのベルギー代表FWエデン・アザールやトッテナム・ホットスパーのウェールズ代表FWガレス・ベイルなど、現代サッカーで活躍を見せている選手もいれば、期待に応えられなかった選手も数多くいる。ここでは、ネクストロナウドと期待されたものの、活躍ができなかったサッカー選手6人を紹介しよう。

ママエフ
高いテクニックの持ち主であり、一流選手になるためのポテンシャルを秘めていた元ロシア代表の攻撃的なMFパベル・ママエフ。トルペド・モスクワのアカデミーで成長し、2007年にCSKAモスクワに移籍すると大活躍を見せた。
2011年に行われたUEFA U-21欧州選手権クループステージでのパフォーマンスも非常に良く、そのことによってロシア代表トップチームにも選抜されるようになった。
しかしながら、ひねくれた性格が原因で欧州トップリーグに渡ることができなかったようだ。2018年にはロシア産業貿易省の職員に暴行を加え逮捕されるなど、最近はピッチ内の活躍よりも多くのトラブルで話題となっている。
2019年9月からはロストフでプレーし、今シーズンは9試合に出場し、2ゴール1アシストを記録している。

カクタ
才能に溢れていたフランス人FWガエル・カクタは、ランスの下部組織からチェルシーの下部組織へと移籍。2008年の早い段階からすでにトップチームの練習に加わっていた。
2009年11月21日のウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦でニコラ・アネルカに代わりプレミアリーグデビューを果たした。また、2009年12月8日に行われたCLアポエル戦に出場し、18歳5カ月で当時のチェルシー最年少CL出場記録を樹立した。
しかしながらカクタはプレミアリーグで活躍できるほどの選手になることはできなかった。そのため、2010年から2015年にかけてフラムやラツィオなど多くのクラブへのレンタル移籍を経験した後、完全にチェルシーを離れることとなった。
その後はスペインや中国などでプレーし、2020年7月にはアミアンからのレンタルという形で古巣であるランスに戻り、ようやくパフォーマンスのレベルが上がっているようだ。

マクイクラン
2001年、7歳の時にチェルシーの下部組織に加入し、クラブの宝として大事に育てられたイングランドのオールラウンダーMFジョシュ・マクイクラン。2010年にはU-17イングランド代表のキャプテンも務め、同代表チームを2010年UEFA U-17欧州選手権の優勝に導いた。
しかし、チェルシーのトップチームでプロデビューを果たしてからは輝きを失ってしまった。そのため、スウォンジーやミドルズブラなど、多くのイングランドチームでのレンタル移籍を経験することとなった。そして、2014/15シーズンはオランダのフィテッセでプレーすることとなったが、出場機会がわずかだった。
2015年にはチェルシーを離れ、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のブレントフォードに完全移籍。同クラブで4年間プレーした後に2019年に同じくチャンピオンシップのバーミンガムへと移籍を果たした。
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