プレミアリーグ

スタジアムにファンが帰ってくる!プレミアリーグが会議で有観客に合意

写真提供:Gettyimages

 プレミアリーグが現地時間12月3日に会議を開き、試合における人数制限を設けてのファンの受け入れに合意した。英メディア『BBC』が報じている。

 COVID-19の感染拡大を受け、イングランド地方で11月5日から4週間にわたって行われていた全域ロックダウンは2日に解除され、レストランなどを含めた生活必需品以外を販売する店の営業が再開した。報道によると、イングランドはロックダウン終了後も英政府のガイダンスに従う必要があり、10月に導入した地域ごとに異なる3段階から成る警戒システムの継続も発表した。

 プレミアリーグの会議では、レベル2の地域に本拠地を構える10クラブに最大2000人のファンの入場受け入れ許可が下された。観戦に訪れるファンはスタジアム内での飲食時や医学的免除の理由がある場合のみを除き、常時フェイスカバーを着用する義務が課せられる。また、ファンは観戦時にソーシャルディスタンスを保つ必要があり、同じ世帯のファン以外とは交流が禁じられる。

 3月以来となる最初の有観客試合の対象クラブは、5日にロンドン・スタジアムでマンチェスター・ユナイテッドと対戦するウェストハムとなる見込み。また、同時刻に行われるチェルシー対リーズ・ユナイテッド、6日のトッテナム対アーセナル「ノース・ロンドン・ダービー」、リバプール対ウルバーハンプトン、7日のブライトン対サウサンプトンの試合などもファンの入場が予定されている。

 なお、現在最大4000人が入場できるレベル1の地域に所属するプレミアリーグのチームはなく、レベル3の地域にある10クラブは無観客試合が続くとのこと。